エチクロゼート乳剤および透湿防水シートの樹液流量への影響を計測

和歌山県有田川町 坂井園様と共同で、
エチクロゼート乳剤および透湿防水シートの樹液流量への影響を計測しました。

2019年10月に和歌山県有田川町 坂井園様と共同で1週間みかんの木の樹液流量を計測しました。
①無処理区
②透湿防水シート区
③エチクロゼート区
計測した結果は下記の内容になりました。

「無処理区では日の出とともに終日活発に樹液流が流れていたのに対し、透湿防水シート区では日中樹液流がほとんど流れていませんでした。
 エチクロゼート区では、早朝活発な樹液流量が検出された後、早々に樹液流が止まる傾向にあることがわかりました。
(結果)
 今回の実証により、エチクロゼート処理は透湿防水シートを敷くよりも樹液が樹冠の枝葉に供給されるため、乾燥ストレスが緩和されることが示唆されました。

 アグリショットでは、このようなバイオスティミュラント剤の効果を樹液の流れから読み解く検証実験を受託しております。
 効果検証をご希望のメーカー様からのお問い合わせをお待ちしております。」

TOP